本日の臨時会が、幕を閉じました。三塩です。
傍聴席には、多くの市民の方。そして報道で埋め尽くされました。
臨時の傍聴席も設けられていました。
IMG_7140

全国的に注目されています「岡崎市全市民に年内に5万円支給」に関して。
(議会前の土曜日には、先回のブログでこれまでの経緯や意見をまとめましたのでご覧下さい)

今日の臨時会の流れをまとめます。
 

朝、「緊急質問」が出される。「5万円給付断念」の意図は?


先週金曜日に本日臨時会の議案が出されました。
そして迎えた土曜日、朝日新聞にこのような記事が出され、
市民の皆さんからも、混乱の声。



この件に関して、市長に直接説明を求める「緊急質問」が出されました。

緊急質問とは・・・臨時会でも緊急を要する事件が起きた時に議員の申し出で質問ができる制度
Screen Shot 2020-11-09 at 18.29.50
(参照:http://www.town.shintotsukawa.lg.jp/hotnews/files/00002900/00002983/201805_p12.pdf)



全議員により可決され、市長は「予定通り議会で、審議する」ことを主張しました。

多くの議員から「5万円を配ることで出る影響は?」という質疑


5万円給付に関連した118号議案、122号議案に関しては担当課からの答弁だけでなく、
市長にも考えや、方針、理由やどのように思っているかという感情にいたるまで、
様々な質疑が行われました。

第118号議案:基金廃止の件について三塩、中根市長に質問させていただきました。


約195億円の給付金の財源を確保するため、基金を取り崩す中で出てくる影響について、各担当課から質問に答える形で述べられました。
専門知識がなくても分かる、影響の大きさ。

賛成であっても反対であっても、この答弁を聞いていたら不安になる。
実際に基金に関する活動範囲で事業をされている方、市民団体をされている方、そして学生からも色んな意見が届いておりました。

美術を専攻する学生だが、美術関連の基金を廃止してまで5万円は要らない
駅前開発等に関わっている事業主だが、どちらにせよあまりに不安すぎる
生きるお金に困っているので助かるが、不安を感じ始めた

そんな声を無視することはできません。
改めて、市民の皆さんに市長の言葉でわかりやすく、説明を求めました。

すべての質疑が終わった後、「動議」が行われました


動議とは・・・議会において、議案以外のもので、会議の意思決定を求める提案
Screen Shot 2020-11-09 at 18.33.37
(参照:https://www.dh-giin.com/article/20171025/9914/)

内容は、資料の提出。おかざき市民応援給付金の予算化に寄る今後の財政への影響に関する資料を提出してください、とのことでした。

IMG_7145

可決され臨時会は延長されました。よって議決と討論は延期となりました。
次の動きとしては、まだ日程が決まっていない議会運営委員会が開かれ、
その後、臨時会の日程が決まります。

本日必死で準備して参りました、意見を討論という形で準備してきましたが、
新たな資料があがってくるということで、慎重に進めて参りたいと考えています。
資料を元にヒアリングを行い、また質疑と討論の準備をしていきます。


引き続き、ご意見をどうぞ


引き続き「中立的に」市民の皆さんと議論を進めたいと考えています。
窓口として、ご意見を頂ければと思います。
(行政がそういった窓口の動きを担うべきという意見がありましたが、今回年末までの支給ということで慌ただしいスケジュールの中で、役所の皆さんも手一杯でございます。だからこそ、私のできる範囲で、受け付けさせていただきたいと思ってます。)

ご意見の発信お待ちしております。メールも受け付けます(mishio@cc-m.net)
#岡崎市5万円給付に対するわたしの意見 TwitterやFacebookでの発信で
わたしたちのまちのこと、議論を進めましょう。