岡崎市議会議員の三塩なつみです。
議員になってたくさんの人の声を聞くことができ、大変感謝しています。

直々に「ぜひ一度お話し聞いてください。」と連絡をいただきお会いさせていただいた、
まるや八丁味噌の浅井信太郎氏です。


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浅井社長は、実は初対面ではなく。
2016年の岡崎市市制100周年関連の事業で、私が運営するNPO法人コラボキャンパス三河が採択され実施した「岡崎若者会議」。岡崎市の愛知産業大学で、大学生たちが中心となって開催したとき。

大学生と一緒にアポなし訪問させていただき、お話し聞かせていただいたことがあるのです。
いきなりの訪問だったにも関わらず、とても紳士に対応していただきました。

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それはさておき。
今回お声がけいただきましたのは、GI(地理的表示)保護制度における「八丁味噌」をめぐる問題について。現状と今後についてお話を聞かせていただきました。

2018年からの、これまでの経緯を知りたい方は、以下参考リンクをご覧ください。

参考:2018年2月 国の「八丁味噌」ブランド、江戸からの老舗2社外れる



参考:2019年10月 「八丁味噌」老舗の主張一部認める 地理的表示で答申




参考:2019年11月 「しあわせの経済」国際フォーラム2019 トークセッションでの意見交換の様子



参考:2021年3月 地理的表示保護制度、「八丁味噌」の本家を除外



参考:2021年6月 地理的表示保護制度、「八丁味噌」の本家を除外
(記事閲覧には登録が必要ですが、日経ビジネス6月21日発行の本誌でも閲覧できます)




そして現在、この地理的表示保護制度における「八丁味噌」の登録見直しに関する要望に対して、
農水省による八丁味噌の登録見直しのために集められた署名は、

95,483名(2021年6月30日時点)となりました。

署名にご協力いただけます方は、mishio@cc-m.netまでご連絡いただけますと幸いです。

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今回訪問させていただき、たっぷり3時間にわたり浅井社長のお話を聞かせていただきました。
驚いたのは、こんな70代の日本人は見たことがない、と思えるバイタリティと行動力です。

その背景には、想像をはるかに超える人生経験があります。20代でドイツ留学を経験し、留学時に出会ったマクロビオティックの考えに影響を受け、オーガニック八丁味噌にいち早く着手。八丁味噌を世界にも知らしめた「Mr.HATCHO」であります。

そんな凄腕の経営者である彼が、今回このようにご縁を作ってくださったのは、応援したいと思ったから、と一言。その一言だけでも、人として、政治家として学ぶことがありました。

また、私ごとではありますが2年前に父を亡くしています。
父が生きていれば、彼と同世代。こんな風にもっと話したかったな。と思いました。

GIに関する問題に関しては、引き続き、私が取り組める活動を行なっていきます。

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夏休みには、オンラインで味噌蔵体験ができる企画もあるとのこと。気になる方は、ぜひ!